How to hold the Japanese saw handle

日本の鋸(SUIZAN)の柄の持ち方

西洋の鋸と日本の鋸は、使用方法に基づいて異なる形状をしています。

日本の鋸の柄

刃と柄の長さの比率はおおよそ1:1です。柄の長さはスピードと精度に影響を与える重要な要素です。

木を切る際、切断部分を目視で確認しながら鋸を操作します。柄の長さは、切断面を確認しながら繊細に操作し、力強く引っ張ることができるように設計されています。

柄は切断中に鋸が回転しないように楕円形になっています。

これは本当に引きに最適な形状とバランスを考慮したデザインです。

日本の鋸の正しい持ち方

鋸の持ち方には一手引きと両手引きの二通りがあります。

  • 一手引き

一手引きは、利き手と反対の手で作業物を押さえながら切る方法です。木材が動きやすいため、細い棒材や小さな部品の切断に適しています。

one-handed pull

人差し指を柄の中央に置き、ナックルが鋸の真上になるようにします。中指、薬指、小指で柄を支え、親指は軽く柄に乗せるだけにします。

柄を手で軽く包むような感じです。どちらかと言えば、中指から小指側をやや強く握る方がいいでしょう。

胴付き6インチ(150 mm)のような短い柄の鋸は、柄の端を持つ方が良いです。握りが切断点から遠いほど、引きは直線的になります。

  • 両手引き

一方、両手引きは安定性に優れているため、大きな木材や太い木材の切断に適しています。また、縦挽きは木材のフラップが多くなるため、両手引きをおすすめします。


利き手で一手引きと同じように柄の端を持ちます。反対の手は姿勢を損なわない程度にできるだけ伸ばし、刃に近い部分を軽く握るだけにします。

利き手は他の手の前に置かれ、力を効率良く使います。反対の手は補助的な役割を果たし、主に歯を抑える用途です。柄を強く握らないでください。

気をつけるポイント

  1. 人差し指のナックルが鋸の上にくる。
  2. 強く握らず、軽く持つ。

鋸を手に持っただけでは、人差し指のナックルが鋸の外側にきます。この状態では、引っ張ると鋸が外側に曲がりやすくなります。また、この時に鋸を強く握ると、さらに曲がりやすくなります。

文章で読むと難しく感じるかもしれませんが、まずは試してみましょう。練習あるのみです!

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