日本の引き鋸を使用する中で、いつの間にか鋭さがなくなったと感じたことはありませんか?
原因は錆や刃の鈍化などがありますが、定期的なメンテナンスである程度防ぐことができます。今回は、鋸のメンテナンス方法をご紹介します。
なぜ鋸は鈍くなるのか?
鋸の刃が切れなくなる主な理由は二つです:
- 過度の使用による刃の鈍化。
- 錆びによる刃の劣化。
鈍った刃は「目立て」と呼ばれる再研磨が行われますが、これは専門的で高度なスキルを要するため、自分で行うのは難しいです。それに対して、錆びを防ぐ方法は簡単で迅速に行えます。
1. 刃の歯に詰まった木くずを取り除く
木材を切り終えた後、刃の歯に詰まった木くずが残っていると錆びの原因になります。使用後は刃から木くずやその他のゴミをブラシで払い落としましょう。刃を傷めないためには、ナイロンなどの柔らかいブラシを使うことをおすすめします。
2. 刃にタールが付着している場合は取り除く
未処理の木材を切るときや庭の手入れに鋸を使うと、タール(つまり硬化した樹液)が鋸に付着することがよくあります。放置すると錆びの原因になるため、取り除く必要があります。水拭きでもタールを多少は取り除けますが、専用のタールクリーナーを使うのが最も効果的です。
3. 刃全体に錆止め剤や潤滑剤を塗布して錆を防ぐ
鋸を保管する前に、錆止め剤や潤滑剤を刃全体に塗布し、紙や布で軽く拭き取ります。錆止め剤を持っていない場合は、椿油や食用のサラダ油を代用することもできます。
SUIZANの鋸の刃は交換可能です
どんなに気を使っても、道具が壊れる時は来るかもしれません。その時は、刃を交換する時期です。SUIZANの鋸は、5インチ(120mm)のフラッシュカットソーを除いてすべて交換可能です。使用頻度にもよりますが、6ヶ月から1年ごとに刃を交換することをおすすめします。
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