先日、私達SUIZANは、2025年9月13日・14日にアメリカ・テキサス州オースティンで開催された「テキサス木工フェスティバル（Texas Woodworking Festival）」に初出展いたしました！
日本から遠く離れたテキサスの地で、現地のウッドワーカーの皆様と触れ合った、熱気あふれる2日間の様子をVLOGにまとめました。
なぜ、テキサスへ？ 私たちの変わらぬ想い
今回の出展は、私達が掲げるミッション『伝統と革新をつなぐ日本の職人技で、Made in Japanの価値を磨き、世界へ届ける』を体現するための、大きな挑戦でした。デジタルだけでは伝えきれない、日本ののこぎりの切れ味、美しさ、そしてその背景にある職人の想いを、直接感じてほしい。その一心で、私たちはテキサスへ向かいました。
波乱の幕開けから、熱気のブースへ
実は、旅の始まりは波乱万丈でした。日本を出発する直前の記録的な豪雨によるフライト遅延、そして経由地シアトルでの乗り継ぎ失敗と6時間もの空港待機…。正直、どうなることかと思いました（笑）。
しかし、そんな苦労も吹き飛ぶほど、会場の熱気と、ブースを訪れてくださった皆様の笑顔に私たちは大きなエネルギーをもらいました。
今回のブースの目玉企画となったのが、日本の縁日さながらの「SUIZAN 大ガラポン抽選会」です！ SUIZANブースに立ち寄った方に挑戦していただきました。カランカランという鐘の音と共に、SUIZAN鋸が当たった瞬間は、最高の笑顔が溢れました。
また、全ての製品を実際に試せるデモコーナーでは、初めて日本式の鋸に触れる方へ、その独特な「引き切り」のコツをレクチャーしたり、様々な種類の鋸を前に「どれが自分に合うだろう？」と悩む方へ、それぞれの特徴をじっくりとご説明したりと、一人ひとりと深くコミュニケーションを取ることができました。 言葉や文化は違えど、良い道具がもたらす感動は万国共通なのだと、改めて実感した瞬間です。
最大の成果は「人」との出会い
テキサスのウッドワーカーの皆様の、木工に対する真摯な情熱。そして、日本の道具に対する深いリスペクト。私たちは、製品を届けに行ったつもりが、逆にたくさんの刺激と学びをいただきました。
「次はいつアメリカに来るんだ？」 「この鋸の使い方のコツは？」 「この商品がほしい」「ぜひ、私の木工教室を見に来てほしい」
そんな会話の一つひとつが、私たちの何よりの財産です。今後の米国での展開に大きな可能性を感じています。
最後に
今回の挑戦を温かく迎え入れてくださったテキサスの皆様、イベント主催者の方々、そして日本から応援してくださった全ての皆様に、心より感謝申し上げます。
この素晴らしい経験を糧に、SUIZANはこれからも世界中の皆様へMade in Japanの価値を届けてまいります。 今後の活動にも、どうぞご期待ください！
P.S. 来年もテキサスでお会いしましょう！
そして、嬉しいお知らせです。大変ありがたいことに、来年2026年の「Texas Woodworking Festival」にもSUIZANの参加が決定いたしました！
さらにパワーアップしてテキサスの地に戻ってまいりますので、どうぞご期待ください。また皆様にお会いできる日を、心から楽しみにしています！
